最近のAndroidスマートフォンは、縦長大画面ディスプレイの機種が多いので、古いアプリだと全画面表示されません(画面下が一部黒く表示される)。
そこで、そういった古い(アップデートされない)アプリを改変して、フルスクリーン表示させてみます(例としてAndroidの天気予報アプリ「おてがる天気」を使用)。
準備
- パソコンにAPK Easy Toolをダウンロード&インストール
(JavaアプリケーションなのでJavaが必要です)
- 全画面表示させるアプリのAPKファイルを入手し、パソコンに保存
(おてがる天気_v1.0.1_apkpure.net.apk)
APKファイルをデコンパイル
- APK Easy ToolでAPKファイルを選択(Browse...)し、「Decompile」をクリック
- デコンパイルが完了したら、「Decompiled APK directory」をクリック
AndroidManifest.xmlに追記
- デコンパイルしたAPKファイルのフォルダを開いて、「AndroidManifest.xml」を右クリックして編集を選択
- 「AndroidManifest.xml」がメモ帳(テキストエディタ)で表示されるので、下にある</application>の上に、以下のように追記して上書き保存
<meta-data Android:name="Android.max_aspect" Android:value="2.3" />
※ スマートフォンのアスペクト比(長辺の長さ / 短辺の長さ)を計算し、切り上げて指定します。例:縦2,400 ×横1,080 → アスペクト比 9:20 → 20÷9=2.22 → 2.3
参考になるブログ・Webサイト
APKファイルをコンパイル
- APK Easy Toolの「Compile」をクリック
- コンパイルが完了したら、「Compiled APK directory」をクリック
- できあがった新しいAPKファイルをスマートフォンにインストールして完成!
おてがる天気(ビフォー)
おてがる天気(アフター)