Android12を搭載したmoto g32をMagiskでroot化できたので、今度はMagiskとXposedのモジュールでさらに自分好みに仕上げていきます。使っているモジュールは次のとおり。
はじめはあったら便利かなという感じでしたが、慣れてしまうと元に戻れなくなりました。
Magiskモジュール
バッテリーをフル充電させないように特定のバッテリー残量で充電を停止する
AccA(要rootアプリ)にあわせてインストールされるが、AccAに同梱されているモジュールはバージョンが古いので最新版へ入れ替えをおすすめ
通話を高音質で録音する
Call Recorderがシステムアプリとして自動的にインストールされる
自分の環境(moto g32)だと、クイック設定パネルにCall Recorderのタイル(「録音が有効です」)を追加しないと録音されない
Call Recorderの設定は次のとおり(バージョンは1.7.13のまま)
音源: 音声回線
サンプルレート: 44.1kHz(CD)
エンコーディング: .aac(MediaRecorder)
モード: モノ(デフォルト)
Disable Battery Optimization: オン
Systen Mixer Incall Recordering: オフ
システムアプリをシステムレスで簡単に削除(復元)する
De-Bloater(要rootアプリ)にあわせてインストールされる
横全画面時にインカメラのスペース(ノッチ、切り欠き)部分まで含めて表示する
開発者向けオプション→ディスプレイカットアウトを「Notch Killer」に変更する
カメラのシャッター音を無効化、電源メニューの緊急通報とステータスバーのバッテリーアイコンを非表示、system.propに「qemu.hw.mainkeys=1」を追加してナビゲーションバーを非表示にしている(使わないapkは削除)
Google Pixel 6 Pro 向けのパッチではあるがmoto g32でも動作可
AdAway(要rootアプリ)の動作に必要なのでMagiskの設定で有効にする
スピーカーやBluetoothイヤフォンをより良い音で聞こえるように音質を改善する
ViPER4Androidのアプリも自動的にインストールされる
Bluetoothイヤフォンでの設定は次のとおり(Dolby Atmosはスマートオーディオに設定)
ViPER4Android Settings(Legacy mode: ON)
Master limiter(Output gain: 0dB; Output pan: 50:50; Threshold limit: -1.0dB)
FIR equalizer(+4.0, +2.0, 0, -3.0, -2.0, +1.0, +2.0, +4.0, +4.0, +5.0)
参考: OnePlus Community
Dynamic system(Device type: Common earphone(v2); Dynamic Bass: 10%)
ViPER bass(Bass mode: Natural bass; Bass frequency: 100Hz; Bass gain: 3.5dB)
ViPER clarity(Clarity mode: Natural; Clarity gain: 3.5dB)
音が良くなると無駄にいろいろな音楽を聴いてみたりしてうれしくなるけど、設定をいぢりすぎてわけがわからなくなる...
追記
モジュール(zip)のほかに設定アプリ(apk)を手動でインストールするのは少し面倒ですが、ドライバが新しいのとスマートフォン本体のスピーカーの音が少し良くなるので、今はこちらをメインで使っています
また、設定アプリはViperFX RE(ViPER4Android FX Redesign)を使っています
(QuickPic Gallery ModのWSTxda氏が作成されたものです)
そのほか
体感的に効果は感じられないが、なんとなくインストールしているMagiskモジュール
GPUのパフォーマンスを最大75%向上させると同時に消費電力を最大25%削減できる
カーネルのパラメータを微調整する
システムに通常より小さいバッテリーが搭載されていると認識させてバッテリーを節約する
Xposedモジュール
開発者向けオプションの「WebViewの実装」でWebViewアプリを選択できるようにする
DivestOS MobileのMulch System WebviewとThoriumのSystemWebView(SystemWebView_arm64.apk)を使えるようにしている
特定のアプリに全画面表示、画面の向き、無音化、常駐化を設定している
電源ボタンを押して(スマートフォンをスリープさせずに)画面をオンオフする
画面がオンのときはロック画面ではなく元の画面が表示される
(スマートフォン本体の画面のロックの状態はスルーされる)
クイック設定に「FakeScreen」のタイルを追加してモジュールのオンオフが可能
画面を消したままゲームやYouTubeなどを動作させ続けることができて便利
Android12のロック画面の大きな時計を小さくする(常に1行で時計を表示する)
ロック画面に通知を表示させなくても、設定に「ダブルライン時計」がなくても、問題なし
ステータスバーにデータ通信量モニターを追加、Bluetooth有効時にアイコンを表示、バッテリー警告音の解除、ロック画面の画像とその透明度を設定している
ナビバー設定でナビバーの高さと幅を0%にするとナビゲーションバーを非表示にできる
(スマートフォンの設定アプリでナビバーをジェスチャーではなく3ボタンにする)
アプリ内広告をブロックする代表的なXposedモジュール
Android12+Magisk(26.1)+LSposed(1.8.6-Zygisk)でも使えたので本格的に導入
ファイル管理アプリなどで「Android」や「Download」といったフォルダをファイルの保存先として選択できる(「このフォルダは使用できません」という警告もなし)
Playストアなどで任意のアプリをアップデート(更新)させない(アップデートのリストに表示させない)
追記
(LINEは使っていないのでこのモジュールのことはよくわかりませんが情報提供します)