UMIDIGI XにTWRPをインストール

UMIDIGI Xロゴ

UMIDIGI XのROMのアップデートとブートローダーのアンロック、TWRPのインストールについては、以下の記事を参考にしながら、違う点を追記していこうと思います。

UMIDIGI F1にTWRPをインストール
アマゾンから格安中華スマホのUMIDIGI F1が届いたので、いろいろといぢっています。開封の儀を済ませて、本体(UMIDIGI F1)に電源を入れて、起動とバッテリーの充電を確認してから、さっそく、ROMのアップデートとTWRPをインストールしました。

ROMのアップデートとブートローダーのアンロック

基本的にUMIDIGI F1と同じです。ROMをアップデートする場合は、最新のSP Flash ToolとUMIDIGI XのROM(UMIDIGI_X_V1.0_20200509.V3.13.rar) を使用します。

TWRPのインストール

UMIDIGI XのTWRPですが、自分の機種では、UNofficialtwrp.com - unofficial twrp 3.3.1 Root Umidigi XのTWRPを使って、バックアップとリストアを何回か繰り返すと、TWRPブートループ(システムが起動せずTWRPしか起動しなくなる状態)になるので、UMIDIGI F1のTWRPをUMIDIGI X用に勝手に移植して使っています。

参考になるブログ・Webサイト

MTKスマホのTWRPを移植してみる
カスタムリカバリのTWRPをUlefone MIX 2で使えるように移植してみた。 MTK端末は似たスペックのモデルが各社から発売されているので移植元になれるTWRPが見つけやすい。

準備

TWRPのインストール

  • TWRPをUMIDIGI X本体にインストールするところまでは、UMIDIGI F1と同じ。
  • TWRPは、UMIDIGI F1のTWRPを勝手に移植した「twrp-3.3.1-0-x-20200824.img」をダウンロードして使ってください(注意:暗号化したままでバックアップやリストアはできないし、カスタムGSIも焼けません)

TWRPの起動と作業

  • 本体にインストールしたTWRPを起動する。
    本体の音量の+ボタンを押しながら電源ボタンを押す。
    ブートモードの画面が表示されたら、本体の音量の+ボタンで「Recovery mode」を選択し、音量の-ボタンで決定すると(そのあと電源ボタンを連打)TWRPが表示される。
  • TWRPが起動すると、Enter Password(パスワード入力画面)が表示されるので「Cancel(キャンセル)」をタップ。
    「Keep System Read only?(systemを読み取り専用のままにしますか?)と聞かれるので、Swipe to Allow Modifications(スワイプで編集を許可)のスライダーをスワイプ。
  • TWRPのメニュー画面で、Wipe(消去)をタップし、Swipe to Factory Recet(スワイプでデータの初期化)のスライダーをスワイプ。
    ※ 本体のすべてのユーザーデータが削除されリセットされる
  • TWRPのメニュー画面に戻って、Install(インストール)をタップし、Select Storage(ストレージの選択)をタップ、Micro SD cardを選択してOK。
    「Disable_Dm-Verity_ForceEncrypt_10.28.2020.zip」をインストール。
    ※ スマートフォンが暗号化されなくなる
  • TWRPのメニュー画面に戻って、Reboot(再起動)をタップし、System(システム)をタップ、本体を起動(Androidを起動)する。
    ※ Recovery(TWRP)の再起動は、必ず本体を一度起動してからおこなうこと。

TWRPブートループ

TWRPブートループになったときに、ROMやアプリを再インストールしなくても、以下の手順で復旧できるかもしれません。

  • UMIDIGI Xの最新のROMから「recovery.img」を抜き出して、あらかじめ、UMIDIGI X本体の内部ストレージかMicro SDに保存しておく。
  • TWRPのメニュー画面で、Install(インストール)をタップし、下にあるINSTALL IMAGE(イメージのインストール)をタップ、上記で保存した「recovery.img」を選択して、Partition(イメージを書き込むパーティションの選択)のRecoveryをタップしてインストール、Reboot(再起動)をタップ。
  • ブートロゴ(UMIDIGIのロゴ画面)が表示されたあと(ブートアニメーションは表示されずに)、黄文字で「Android Recovery ~」、その下に赤文字で「Can't Load Android system. ~」とメッセージが表示されるので、青文字の「Try again」を(ボリュームキーの上下で選択)電源キーで確定する。
  • ドロイド君のエラー画面とその下に「エラーが発生しました。」と表示され、そのあとすぐに、自動で本体が起動(Androidが起動)する。

そのほか

TWRPのテーマ

XDA-Developers - [THEME][TWRP] TWRP Materialised - Black / Dark / Light / Play
TWRPのテーマをインストールすると、TWRPの見た目は良くなるが、日本語化できない。

AROMA Filemanager

XDA-Developers - [CWM-APP][2.00] AROMA Filemanager + TERMINAL
AROMA FilemanagerをTWRPからインストール(メモリに一時的にインストールされる)するか、TWRPのFile Mmanagerを置き換えて使用する(ファイル名をaromafm.zipにして「TWRP\theme\aromafm\aromafm.zip」に保存し、上記のテーマで「USE AROMA File Manager」をオンにする)高機能ファイラー。

Orange State

ROM-PROVIDER - Download Orange State Fixer How to Fix Orange State
Orange State FixerをTWRPからインストールすると、ブートローダーをアンロックしたときに、ブートロゴ(UMIDIGIのロゴ画面)に表示される「Orange State」を消すことができる。