2023年第二種電気工事士技能試験対策のこまごましたこと

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第二種電気工事士の技能(実技)試験対策について、思いつくままメモしていきます。

ケーブルの長さ

  • 器具と接続する電線の長さは、次のとおりとした。
器具の種類 器具名 電線の長さ
露出器具 ランプレセプタクル
露出形コンセント
シーリング
端子台
ブレーカー
5cm
埋込器具 スイッチ
コンセント
パイロットランプ
8cm
ボックス ジョイントボックス
ボックス渡り線
10cm

※ 端子台、ブレーカーの電線の長さは、配線図の長さに含める(プラスしない)。

輪作り(ランプレセプタクル)

  • ねじを取りつけるときは、ドライバーでねじを輪の中にねじ込んでしまい、そのままねじ穴に持っていってねじ止めする。
  • ねじを強く締めすぎると台座が欠けてしまうので、電線が外れない程度に締めつける。

リングスリーブ

  • 電線をリングスリーブで圧着するときの組み合わせは次のとおり。
電線の太さと本数 リングスリーブの種類 圧着マーク
1.6mm×2本 ○(極小)
1.6mm×1本+2.0mm×1本
1.6mm×2本+2.0mm×1本
上記以上
  • リングスリーブの小(電線2本)を圧着するときは、圧着工具にリングスリーブをセットし、軽くつぶしてから電線にかぶせると接続しやすい。

練習方法

1.基本作業(ケーブル外装のはぎ取り、電線の絶縁被覆のはぎ取り、器具と電線の接続、リングスリーブの圧着など)ができるようになったら、次のとおりケーブルを用意する。
※ 1.6mmの電線(赤8cm1本、白8cm1本、黒8cm2本)も埋込器具の渡り線用に用意する

ケーブルの種類 全長(外装はぎ+ケーブル+外装はぎ) 本数 備考
VVF 2.0mm 2心
(VVF 2.0-2C)
25cm(10cm+15cm+0cm) 1本 電源用
VVF 1.6mm 2心
(VVF 1.6-2C)
35cm(10cm+15cm+10cm) 5本 器具接続用
VVF 1.6mm 3心
(VVF1.6-3C)
35cm(10cm+15cm+10cm) 3本 器具接続用

ケーブル外装をはぎ取った部分は、電線の絶縁被覆を12mmほどはぎ取っておく。

2.上記で用意したケーブルを使って配線図を見ながら候補問題を組み立てる。
埋込器具(スイッチやコンセント)に電線を接続する(渡り線も接続して暗記する)。
ランプレセプタクル、露出形コンセント、シーリングは接続しない。
電線同士の接続は、結束バンド(インシュロック)やクリップで固定する。

3.ひとつの候補問題につき10~15分くらいで完成できるので、毎日何問かずつ作成する。

おわりに

技能試験本番は、とにかく緊張するので、周りに聞こえない程度にひとりごとを言ってみるのもいいと思います。「なんでこの問題なんだ、ふざけんなー」とか。落ち着きますよ。

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