Androidのいろいろな動作を特定の条件で自動的に実行するアプリ(自動化アプリ)といえばTaskerが有名ですが、自分には難しくレベルが高すぎたので、MacroDroid(広告ありで無料、アプリ内課金あり)を使っています。
MacroDroidの一般的なマクロの例(サンプル)は、ほかのブログにお任せすることにして、ここではちょっと変わったマクロを紹介してみたいと思います。
電池の最適化 マクロ
Androidの設定アプリで「電池の最適化」を開いた状態にして起動するマクロです。
(設定アプリの「電池の最適化」を直接開きます)
※ MacroDroidの設定で「バッテリー最適化から除外」をタップしても表示できます
Android12から設定の「電池の最適化」(設定→アプリ→特別なアプリアクセス→電池の最適化)の項目がなくなってしまいましたが、それを直接表示することができます。
- 電池の最適化 マクロ -
トリガー:ショートカットから実行
アクション:インテントを送信
- アクション欄に「android.settings.IGNORE_BATTERY_OPTIMIZATION_SETTINGS」と入力
※ ホームアプリなどにMacroDroidのショートカットを追加して起動する
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ダイヤルパッド マクロ
Googleの電話アプリで「ダイヤルパッド」を開いた状態にして起動するマクロです。
(電話アプリの「ダイヤルパッド」を直接開きます)
※ DialpadというAndroidアプリでも同じことができます
- ダイヤルパッド マクロ -
トリガー:ショートカットから実行
アクション:インテントを送信
- アクション欄に「android.intent.action.DIAL」と入力
※ ホームアプリなどにMacroDroidのショートカットを追加して起動する
Playストア マクロ
Playストアアプリで「アプリとデバイスの管理」を開いた状態にして起動するマクロです。
(Playストアの「アプリとデバイスの管理」を直接開きます)
※ マイアプリへのショートカットというAndroidアプリでも同じことができます
- Playストア マクロ -
トリガー:ショートカットから実行
アクション:インテントを送信
- アクション欄に「com.google.android.finsky.VIEW_MY_DOWNLOADS」と入力
※ ホームアプリなどにMacroDroidのショートカットを追加して起動する
HWオーバーレイを無効 マクロ
Androidの設定アプリから開発者向けオプションで「HWオーバーレイを無効」をオンにしても再起動時にオフにされてしまいますが、それを起動時にオンにするマクロです。
(開発者向けオプションの「HWオーバーレイを無効」を常にオンにする)
- HWオーバーレイを無効 マクロ -
トリガー:機器本体を起動時
アクション:シェルスクリプト
- シェルスクリプトに「service call SurfaceFlinger 1008 i32 1」と入力
※ Androidがroot化されていないとスクリプトが動作しない
まとめ
マニア向けのアプリなので、一般の人たちはまず使うことはないかもしれませんが、発想しだいでいろいろな動作を自動化できるのは、自己満足度が高くおもしろいと思います。
最後に、このアプリを使いこなそうとしたり難しいマクロを作ったりしなくてもいいです。自分なりに簡単なマクロを作ってみて、使いやすいようにできればそれでいいのです。
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